日商簿記3級に合格した人の次なるステップとしては、日商簿記2級だと思います。
その日商簿記2級に合格するには、日商簿記3級に合格した人なら、おおよそ100時間~200時間、簿記の初心者なら、おおよそ150時間~250時間の時間が必要と一般的には言われています。
そこで、今回は、日商簿記2級にたった1ヶ月で合格レベルに達するための1日にすべき勉強方法について、お伝えしていきたいと思います。
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1日にすべき勉強時間の目安とは?
日商簿記2級に1ヶ月で合格したいと考える人は、通常ではあまり考えることができないので、かなりの勉強意欲、好奇心の強い人ではないでしょうか。
ただ、例えば、専門学校などの相談窓口では、無謀な挑戦なので、1か月と考えずに、少なくとも2ヶ月くらいで考えることをすすめられることが多いと思います。
しかし、結論から言えば、1ヵ月で合格レベルに達することは十分に可能です。
それだけの勉強意欲、好奇心旺盛な性格なら、おそらく合格を勝ち取ることができるでしょう。
それでは、具体的にどのくらいの勉強時間が1ヵ月で必要なのか?
それは、一般的には、日商簿記2級に合格するために必要な勉強時間が、150時間~250時間と言われていますが、それよりも多くの勉強時間を考えた方が良いでしょう。
なぜなら、1ヵ月という短期集中型ですが、やはりじっくりと時間をかけた方が、頭への記憶の残り方が大きく異なるからです。
一部の例外の秀才の人を除き、やはりじっくり期間をかけて、何度も頭に仕訳をすり込んだり、計算方法をすり込んだ方が記憶として残りやすいからです。
ですから、一般的に150時間~250時間と言われているよりも多めの200時間~300時間と考えた方が得策でしょう。
このように、スケジュール管理をする際にも、1ヶ月で合格するために多めの時間がかかるという認識で、スケジュール管理をしましょう。
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1日にすべきこととは?
先ほどもお伝えしたように、1ヵ月で合格するためには、新しい論点を次から次へと覚えていかなければいけないので、それなりの覚悟がいります。
しかし、1日1日の勉強の仕方によっては、必ず合格を勝ち取ることができます。
ですので、これからのお伝えすることを参考にしていただければと思います。
①昨日の復習
②新しい論点を学習
③今日学習した新しい論点の復習
④苦手論点の復習
⑤範囲を決めて、総復習
これら5つを行うことによって、合格に大きく近づくことができるでしょう。
それでは、個別に説明していきたいと思います。
①昨日の復習
まずは、昨日にした論点の復習を行ないます。
この時点で記憶からかなり消えていることが多いのですが、再度復習することによって定着させます。
勉強は基本的には、復習することが非常に重要なことなので、1日の勉強の中で、一番始めに行なうことをおススメします。
②新しい論点を学習
新しい論点を学習します。
これは、1ヵ月という、いわば極限の挑戦なので、おそらくWEB、もしくは参考書でのテキストでの学習かと思われますが、とにかく毎日新しい論点を学習するようにして下さい。
この時に気をつけていただきたいのが、決してその時に理解できなくとも一通り、WEBなら見終わる、参考書なら完結させることをおススメします。
なぜなら、理解に苦しむ論点も多々出てくるので、とりあえず完結してから理解できることも多いからです。
このように、毎日新しい論点を学習するようにして下さい。
③~⑤今日学習した新しい論点の復習など
今日学習した新しい論点を復習して下さい。
このときのポイントですが、新しい論点を学習後にすぐに復習をすると、記憶への定着度がかなり上がるので、できれば学習後にすることをおススメします。
そして、次に苦手論点の復習をして下さい。
苦手論点を放置しておくのは、かなりの危険ですから、できる限り苦手論点の克服ぬ努めましょう。
最後に、範囲を決めて、総復習をして下さい。
これは、毎日範囲を決めて、「ここまでこなす」という感じで進めると良いでしょう。
人によっては、例えば、1時間だけ総復習をするなどとして、時間で管理する人もいますが、私がおススメするのが、範囲を決めて復習するのが今までで一番効果があったように思います。
その範囲を決めて勉強することで、今日はここまで理解しなければならないという思いから、集中して取り組めることからです。
このように、繰り返し復習することが重要です。
まとめ!
このように、「日商簿記2級に1ヵ月で合格する勉強時間の目安や1日にすべきこと」について、お伝えしました。
日商簿記2級に1ヵ月で合格するには、一般的に150時間~250時間と言われているよりも多めの200時間~300時間と考えた方が得策でしょう。
理由としては、一部の秀才の人を除き、やはりじっくり期間をかけて、何度も頭に仕訳をすり込んだり、計算方法をすり込んだ方が記憶として残りやすいからです。
また、1日にすべきこととは、
①昨日の復習
②新しい論点を学習
③今日学習した新しい論点の復習
④苦手論点の復習
⑤範囲を決めて、総復習
これらを繰り返し毎日することが重要です。
かなり大変かもしれませんが、やる気に満ち溢れたあなたなら必ず毎日こなすことができると思いますし、毎日頑張れば、必ず「合格」というご褒美が待っていることでしょう。
1ヵ月という短い期間ですが、1日1日を大切に頑張ってほしいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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