日商簿記2級の合格を目指す人のほとんどが、日商簿記3級の合格をした人ではないでしょうか。

 

日商簿記3級にスムーズに一発で合格した人でも、日商簿記2級を勉強して難しい感じた人も多いと思います。

 

日商簿記2級は、日商簿記3級と比較しても、出題範囲の広さや各論点の難易度が大きく上がるために、苦戦する人もかなり多いです。

 

ご存知の人も多いと思いますが、平成28年に日商簿記2級の出題範囲の改訂が行われ、出題範囲が大幅に増えて、各論点の難易度も上がりました。

 

しかしながら、従来と同じように勉強すれば、必ず合格できるでしょう。

 

そこで、今回は、「日商簿記2級の1ヵ月前の勉強法について、合格をより確実にするための勉強方法」をお伝えしていきたいと思います。

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1ヵ月前の勉強法とは?

試験前になると、どこから手をつけていいのか悩む人も多いかと思います。

 

しかしながら、その手が止まる要因としては、勉強計画が定まっていないことが主な原因として挙げられます。

 

ですので、試験前までの4週間の勉強計画を立てることをおすすめします。

 

そうすれば、後は、その計画通りに勉強すれば、必ず本番の試験には、万全の状態で本試験に臨めるでしょう。

 

それでは、具体的にどのような計画を立てるのか説明します。

 

まずは、前半20日間と後半の10日間の2つに分けて計画します。

 

そして、前半の期間は、苦手論点の再復習期間

 

後半の期間は、過去問を解いて最終調整

 

これらの期間に分けて計画を立てます。

 

ただ、その前半と後半の期間ですが、人によっては、2週間ずつに分けても構いません。

 

ですので、自分の今の状況に合わせて、計画を立てて下さい。

 

それでは、それぞれ具体的に説明していきたいと思います。

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前半 苦手論点の復習

 

前半の期間では、自身の苦手論点の復習の期間とします。

 

これは、自分の中で苦手な論点について、その苦手な論点を克服する期間として復習します。

 

まずは、苦手な論点のテキストを再度読み込んで下さい。

 

その後、基本的な基礎問題を解きます。

 

そして、最終的には、その苦手論点の個別問題を解きます。

 

このように、3段階に分けて、1週間くらい継続して、同じ論点について、テキスト⇒問題という感じで繰り返します。

 

すると、1週間後には、人によっては、得意な論点となっていると思います。

 

とにかく、苦手な論点を本番の試験までに、いかに潰すことができるかが、試験の合否を分けると思います。

 

ですので、騙されたと思って、一度、お試し頂きたいです。

 

ただ、人によっては、苦手な論点がないという人も稀にいると思います。

 

そういう仕上がりの良い人は、自分の中で、不安な論点について、先ほどお伝えしたように、繰り返して下さい。

 

そうすれば、よりレベルアップをはかることができると思います。

 

本試験前の時間がないときに苦手論点にばかり時間を割きたくないという気持ちもわかりますが、本試験に苦手論点を抱えたままで臨むのは、危険すぎます。

 

ですので、1つでも、苦手論点がなくなるように、頑張っていきましょう。

 

後半 過去問を解いて最終調整

 

そして、次の後半の期間では、最終調整として、過去問を解き続けます。

 

この過去問を解く期間ですが、最低でも、だいたい10回分くらい、3年分くらい遡って、過去問を解くことをおすすめします。

 

また、可能な人は、過去5年分くらい解くと良いでしょう。

 

日商簿記2級の本試験においては、過去に出題された問題が何回も出題されているため、過去に出題された問題については、必ず解けるようにしておきましょう。

 

このように、今回は、「日商簿記2級の1ヵ月前の勉強法について、合格をより確実にするための勉強方法」をお伝えしました。

 

日商簿記2級の1ヵ月前の勉強法については、

 

前半20日間と後半の10日間の2つに分けて計画します。

 

そして、前半の期間は、苦手論点の再復習期間

 

後半の期間は、過去問を解いて最終調整

 

これらの期間に分けて計画を立てます。

 

また、1ヶ月しかない時間の中で、勉強の状態があまりうまくいっていない人でも、大逆転はあるので、残りの1ヵ月しか残されていませんが、最後まであきらめないことが重要だと思います。

 

まずは、前半の期間で、苦手論点を少しでも克服し、そして、後半の期間では、過去問で最終調整をしていきます。

 

そうすれば、かなり力がついてくるでしょう。

 

良い結果が出ることを期待しています。

 

少しでも参考になれば、幸いに思います。

 

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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