日商簿記2級の合格を目指す人のほとんどが、日商簿記3級に合格された人ではないでしょうか。

 

日商簿記3級に一発で合格された人でも、日商簿記2級の出題範囲の広さや各論点の難易度の高さに苦戦している人も多いかと思います。

 

そして、ご存知のひとも多いかと思いますが、平成28年に出題範囲の大幅な改訂がありまして、日商簿記2級の出題範囲が大幅に増えて、難易度も従来よりも上がりました。

 

しかしながら、日商簿記2級に合格するために必要なことは、従来と変わりないので、不安に思うことはありません。

 

そこで、今回は、「日商簿記2級の問題集の解き方とは?効果的に力がつく方法」をお伝えしていきたいと思います。

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日商簿記2級の問題集の解き方とは?

先ほどもお伝えしたように、日商簿記2級の合格には、従来と同じように勉強すれば、必ず合格できます。

 

それでは、具体的にどのような感じで、問題集を解いていけばよいのかお伝えしていきたいと思います。

 

  1. 新しい論点の学習直後に、問題集を解く
  2. 時間を気にせず、問題を解く
  3. 解説はじっくりと読み込む
  4. 間違いノートをつける
  5. 最低でも5回以上は同じ問題を解く

 

これら5つに気をつけて、問題集を解き続ければ、気がつけば、かなりの力がついているはずでしょう。

 

それでは、個別に一つずつ説明していきたいと思います。

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1.新しい論点の学習直後に、問題集を解く

 

新しい論点の勉強直後に問題集を解くことによる効果は、新しいもの学習した直後の方が、記憶に残りやすいということから、私は、新しい論点の直後に問題集を解くことをおすすめしています。

 

もし、新しい論点を勉強した次の日まで、その学んだ論点について問題を解かなければ、また再度テキストに戻って、理解し直した後で、問題を解くことになるため、時間のロスにもつながります。

 

ですから、効果的な勉強するためには、新しい論点を学んだ直後に問題集を解くことをおすすめします。

 

2.時間を気にせず、問題を解く

 

問題集を解くときの1回目は時間を図らずに、問題を解いて下さい。

 

なぜなら、初めて問題を解くときは時間を図るよりも、じっくりと理解できているのかを確認しながら問題を解く方が効果的と言えるからです。

 

ですので、初めて問題集の問題を解くときは、時間を図らずに、じっくりと時間をかけて解くと良いでしょう。

 

ただ、時間をかけてじっくり解くのと、だらだら解くのでは違うので、意味の取り違えないようにして下さいね。

 

3.解説はじっくりと読み込む

 

問題を解き終わった後の、解説は、じっくりと読み込んで下さい。

 

なぜなら、解説には、テキストでは学ばなかったことや早く解く方法なども稀に記載されているからです。

 

ですから、問題を解き終わった後の解説はじっくりと読み込むことをおすすめします。

 

4.間違いノートをつける

 

4.は、初めて解いて間違った場合は、間違いノートに誤った箇所を記載する必要はありませんが、3回~4回くらい同じ問題を解いても、間違う問題については、なぜ間違ったのか分析をして、必ず間違いノートに記載するようにして下さい。

 

この間違いノートは、本試験前に読むと、かなりの効果があるので、おすすめします。

 

ちなみに、間違いノートについては、毎日見返すようにして下さいね。

 

なぜなら、同じような過ちを本試験に絶対に起こさないようにするためです。

 

ですから、毎日見返すことをおすすめします。

 

5.最低でも5回以上は同じ問題を解く

 

問題集の個別問題集については、5回以上は、同じ問題を解くようにして下さい。

 

なぜなら、簿記については、体育会系の部活動と同じようなもので、繰り返し同じ問題を解くことによって、身体に覚えこませることで、自然と解けるようになるからです。

 

ですから、最低でも5回以上は、同じ問題を解くようにして下さい。

 

今回は、「日商簿記2級の問題集の解き方とは?効果的に力がつく方法」をお伝えしてきました。

 

問題集は、

 

  • 新しい論点の学習直後に、問題集を解く
  • 時間を気にせず、問題を解く
  • 解説はじっくりと読み込む
  • 間違いノートをつける
  • 最低でも5回以上は同じ問題を解く

 

これら5つのポイントに気をつけると、力がついてくるはずでしょう。

 

本試験の問題は、基本的には、ほとんどが個別問題集の寄せ集めのようなものなのでしっかりと基礎固めをするためにも、問題集は最低でも5回以上は解くように解いて下さい。

 

少しでも参考になれば、幸いに思います。

 

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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