日商簿記2級の合格を目指している人のほとんどが、日商簿記3級に合格された人ではないでしょうか。
日商簿記2級は、ご存知の人が多いとは思いますが、平成28年の出題範囲の大幅な改訂により、難易度が大きく上がりました。
しかしながら、しっかりと基礎を固めれば、従来通り合格できる試験であることは間違いないでしょう。
そこで、今回は「日商簿記2級の受からない人の特徴について、合格に大きく近づく勉強方法」をお伝えしていきたいと思います。
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受からない人の特徴とは?
日商簿記2級は、先ほどもお伝えしたように、平成28年6月に出題範囲が大幅に変更されたこともあり、難易度が上がりました。
ですので、出題範囲が変更されたことに伴い、日商簿記2級の合格に届きそうで届かない人も多いのではないでしょうか。
しかし、しっかりと基礎をやれば、得点に結びつきますし、結果として合格をつかみ取ることもできます。
そこで、日商簿記2級に受からない人の特徴を伝えた上で、その改善策として、合格の確率を上げる勉強方法を合わせてお伝えしていきたいと思います。
日商簿記2級に合格できない人の特徴とは?
①スケジュール管理ができていない
②全範囲を勉強していない
③集中力が途切れやすい
これら3つが日商簿記2級に合格できない人の特徴です。
順番に説明していきたいと思います。
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①スケジュール管理ができていない
①は、合格できない人の大きな特徴の「スケジュール管理」です。
このスケジュール管理は、ビジネスなどどのような分野においても結果を残すためには重要なものです。
特徴としては、仕事ではスケジュール管理ができる人が多いのですが、勉強についてはできない人が多いです。
おそらく勉強については、仕事のほどのプレッシャーが少ないために仕事よりも重きを置いていない人がほとんどだと思います。
ただ、仕事をしながらもどのような資格においても合格する人は、勉強も仕事と同じくらいの力を注がれていることが多いです。
そして、結果として、合格を勝ち取っています。
ですから、勉強も仕事と同様にとはいかないとしても、しっかりとしたスケジュール管理をして、試験までに合格できるような勉強スケジュールを組むことが重要です。
②全範囲を勉強していない
②は、そもそも日商簿記2級の出題範囲の全てを勉強していないのが、合格できない人の特徴です。
先ほどもお伝えしたように、平成28年6月に出題範囲が大幅に変更されて、出題範囲が大幅に増えましたが、基本的には、全ての出題範囲を勉強することをおすすめします。
なぜなら、もし勉強していないところが、大問題で20点分出題されたのなら、ほとんど得点できないこととなり、日商簿記2級の合格に必要な合格基準点の70点をクリアするのが、かなり難しくなるからです。
ですから、理解しにくい論点であっても、基礎的な問題については、得点できるようにすることも合格するのには必要です。
そう考えると、出題範囲が増えたことによる勉強の負担は重いですが、基本的な問題は1点でもたくさん得点しなければなりません。
このように、日商簿記2級に合格するためには、出題範囲の全範囲を網羅し、かりに理解しずらい論点であっても、基礎的な問題は解けるようにすることが重要となります。
③集中力が途切れやすい
日商簿記2級は、日商簿記3級と比較して、出題範囲も広く、各論点も深いところまで勉強する必要があることから、難しい試験でることは変わりありません。
ですので、一つ一つの論点を理解していくためには、かなりの勉強時間が必要になります。
そして、集中して勉強することも重要となってきます。
しかし、集中力が途切れやすい人は、やはり勉強する時間をうまく確保できないために、ある一定のレベルまでは到達しますが、合格レベルには到達できずに、本試験を迎えることが多いです。
ですから、やはり1日1時間でも良いので自分で時間を決めて勉強するか、
ある論点に絞って、その論点が理解できるまで勉強するとあらかじめ決めておく方が、効果的に勉強ができるでしょう。
やはり日商簿記3級と比較して、日商簿記2級は、難易度が高い試験となるので、1日1日の積み重ねが非常に重要となります。
ですから、1日1時間でも良いので、集中して勉強する習慣を身につけるようにしましょう。
このように、今回は「日商簿記2級の受からない人の特徴について、合格に大きく近づく勉強方法」をお伝えしました。
日商簿記2級に合格できない人は、自分の欠点を把握した上で、勉強することは効果的な勉強にもつながります。
ですので、自分の弱点を知った上で、いかにその弱点を改善することができるかが合格への鍵を握ることでしょう。
日商簿記2級に合格することを陰ながら、応援しています。
少しでも参考になれば、幸いに思います。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
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