日商簿記2級の合格を目指そうとしている人の中で、宅建や日商簿記3級と比較して、どのくらいの勉強時間が必要なのか気になる人も多いのではないでしょうか。

 

また、日商簿記3級を受験しないで、いきなり日商簿記2級を目指そうとしている人は、宅建などと比較してどのくらいの勉強時間が必要なのか気になるところだと思います。

 

そこで、今回は、「簿記2級の合格に最短で必要な勉強時間について、宅建や3級との比較」をしていきたいと思います。

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宅建の合格に必要な勉強時間とは?

 

日商簿記2級とよく比較される資格の一つとして、宅建があります。

 

その宅建の合格に必要な勉強時間は、人によっては異なりますが、おおよそ200時間~300時間です。

 

その200時間~300時間には、予備校の講義時間を含む時間となっています。

 

ですので、例えば、1日に3時間の勉強時間であれば、宅建に合格するのに必要な期間は、約3ヶ月~4ヵ月となります。

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日商簿記3級の合格に必要な勉強時間とは?

日商簿記3級の合格に必要な勉強時間は、約50時間~80時間です。

 

例えば、80時間であれば、その詳細については、基礎固めに約20時間、問題演習に約40時間、過去問に約20時間の合計80時間となります。

 

一般的には、このように勉強時間を捻出すれば、たいていの人が合格レベルに達することができます。

 

日商簿記2級の合格に必要な勉強時間とは?

 

日商簿記2級の合格に必要な勉強時間は、日商簿記3級を合格後の人と簿記自体が未学習の人によって大きく異なってきますので、順に説明していきたいと思います。

 

日商簿記3級に合格した人が、日商簿記2級に合格するために必要な勉強時間は、おおよそ100時間です。

 

また、簿記未学習の人が、日商簿記2級に合格するために必要な勉強時間は、おおよそ150時間~250時間です。

 

この日商簿記3級の合格者と簿記の未学習者の差は、基礎ができているかどうかの差です。

 

しかし、いきなり3級を受験をせずに、2級の試験に合格することも可能ですので、必ずしも3級に合格しておいた方が良いわけではありません。

 

現に、私は、日商簿記3級の試験を受験せずに、いきなり2級に受験して、1発合格を達成しています。

 

ですので、しっかりとした準備をすれば、簿記の未学習者であっても、悲観することなく、いきなり日商簿記2級にチャレンジして合格することも十分に可能です。

 

このように、日商簿記3級に合格してからだと、基礎ができているために、日商簿記2級に合格するためには、かなりの近道と言えます。

 

しかし、簿記の未学習者が、日商簿記2級に合格するのに必要な時間(250時間)は、簿記3級に合格してから、簿記2級に合格するまでの総合計時間(230時間)とおおよそ変わらないことがわかります。

 

まとめ!

 

このように、「簿記2級の合格に最短で必要な勉強時間について、宅建や3級との比較」について、お伝えしてきました。

 

もう一度まとめてみますと、

 

簿記の未学習者が、日商簿記2級に合格するために必要な勉強時間は、150時間~250時間。

日商簿記3級に合格者が、日商簿記2級に合格するために必要な勉強時間は、100時間。

宅建に合格するために必要な勉強時間は、200時間~300時間。

 

このように、比較してみると、日商簿記2級に合格するために必要な勉強時間は、宅建に合格するために必要な勉強時間よりも、短いことがわかります。

 

また、日商簿記2級に合格すれば、就職活動や転職活動に有利になりますし、将来的に税理士や会計士を目指すための基礎固めとしても、かなり重要なので、日商簿記2級を勉強することをおススメします。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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