日商簿記2級を目指す人は、たいていの人が日商簿記3級に合格された人だと思います。

 

その中でも、日商簿記3級には、独学で合格した人もいることでしょう。

 

そこで今回は、「日商簿記2級の合格率と独学で簿記資格の専門学校に通わずに合格する勉強方法」について、お伝えしていきたいと思います。

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日商簿記2級の合格率は?

 

日商簿記2級の合格率は、日商簿記3級と比較して、どのくらいなのか気になる人も多いかと思います。

 

その日商簿記2級の合格率は、おおよそ25パーセントです。

 

その合格率は、大きく高低があります。

 

合格率が高い回は、40パーセント半ばくらいですし、合格率が低い回は、11パーセント~15パーセントを推移しています。

 

このように、日商簿記2級の本試験は、回ごとに合格しやすい回であったり、合格しにくい回もあると言えます。

 

しかも、その合格率の高低差は、30パーセントなので、運にも左右されると言えるでしょう。

 

ただ、逆に言えば、合格レベルにさえ達すれば、3回続けて合格率が低いことは考えにくいので、3回受験すれば、かなりの高確率で合格できるとも言えます。

 

ですので、かりにかなりの勉強をして、不合格となった場合でも、根気強く勉強を続けて、受験し続ければ、必ず合格できるでしょう。

 

そういうことから、あきらめずに頑張り続ければ、念願の「合格」を勝ち取ることができる試験と言えます。

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独学で合格する勉強方法とは?

日商簿記3級に独学で合格された人は、日商簿記2級にも独学でチャレンジする人も多いのと思います。

 

ただ、日商簿記2級は、日商簿記3級にスムーズに合格された人でも、多少苦戦するのではないかと思います。

 

それは、日商簿記3級と比較して、出題範囲が大幅に増えるからです。

 

簡単に言えば、日商簿記3級での出題範囲である商業簿記が奥深くなり、さらに工業簿記を新たに学ばなければなりません。

 

そういう意味からも、日商簿記2級は容易には合格できるわけではありません。

 

話が少し逸れましたが、本題の「独学で日商簿記2級に合格する勉強方法」について、お話ししたいと思います。

 

日商簿記2級の本試験は先ほどもお伝えしたように、日商簿記3級と比較して難易度が少し上がります。

 

その中でも、高確率で日商簿記2級に合格するためには、効果的に勉強しなければなりません。

 

ではどのように勉強すれば、より効果的に勉強できるのか?

 

それは、一言で言えば、少ない時間でも構わないので、「毎日短時間でもコツコツと勉強すること」が一番重要です。

 

なぜ、毎日勉強することが重要なのか?

 

それは、毎日短時間でも勉強することで、より濃度の濃い勉強ができるからです。

 

例えば、①が、1日に10時間を2日間勉強するとすれば、一週間の勉強時間の合計が20時間となります。

 

②は、毎日3時間を一週間勉強するとします。

 

そうすれば、一週間の勉強時間の合計が21時間となります。

 

それでは、①と②の勉強時間には大きな大差がないですが、どちらが、勉強の質が高いと思いますか?

 

答えは、②です。

 

これは、週に2日間だけ勉強するよりも、毎日コンスタントに短時間でも勉強する方が、勉強の質が高いと言われています。

 

要因としては、毎日勉強する方が、記憶に残りやすいからです。

 

結果として、質の高い勉強ができると言えます。

 

ですので、独学の人は、簿記の専門学校に通っていない分、自分で時間を自由に有効活用できるので、毎日コツコツ勉強することをおすすめします。

 

まとめ!

 

このように、「簿記2級の合格率と独学で合格する勉強方法」について、お伝えしました。

 

勉強方法は、人それぞれやり方は異なると思います。

 

しかしながら、先ほどもお伝えしたように、毎日短時間でもコツコツと勉強することが、結果的には、「合格」への近道となるのではないでしょうか。

 

独学の人は、スケジュール管理が大きなカギを握りますが、毎日勉強する癖をつけることが、合格への最短の道でしょう。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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