日商簿記2級にチャレンジしようとしている人のほとんどが日商簿記3級に合格された人ではないでしょうか。
その中で、これから日商簿記2級を勉強する際に、簿記の専門学校か独学のどちらが良いのか、悩まれている人も多いのではないでしょうか。
そこで、今回は、「日商簿記2級に合格するコツとして、簿記の専門学校と独学のどちらが良い」について、お伝えしていきたいと思います。
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専門学校の特徴とは?
日商簿記2級の試験を受験するにあたり、専門学校に通おうか迷われている人は、様々な観点から考えた方が良いでしょう。
今回は、その専門学校の特徴をお伝えします。
専門学校のメリットとは、
①わからないところはすぐに解決できる
②やる気が出やすい
①は、講師が常駐している専門学校も多く、わからない点や悩み事があれば、いつでも講師に相談できるため、すぐに問題点を解決できます。
②は、周りで勉強している人を実際に目にすることで、勉強を頑張らなければいけないという危機感が生まれます。
そのため、モチベーションが上がり、やる気が出ます。
その結果として、勉強の能率が上がります。
次に、専門学校に通うときのデメリットとしては、
①受講費用が高額であること
②自分のペースで勉強をすすめられない
①は、日商簿記2級の受講費が高いために、大きな負担となる点です。
②は、専門学校のペースで勉強を進めることになるので、自分のペースで勉強をすすめたい人にとっては、少し嫌気がさすこともあるかもしれません。
このように、専門学校に通うことによって、大きなメリットがありますが、デメリットもありますので、総合して選択することをおすすめします。
やはり自分の今の環境や性格面を考えた上で、判断するのがベストの選択となることでしょう。
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独学の特徴とは?
日商簿記3級を独学で合格された人は、日商簿記2級も独学で勉強しようと考えて人も多いのかと思います。
日商簿記2級は、平成28年6月に出題範囲が大幅に変更されたこともあり、独学では厳しいとの声を耳にしますが、結論から言えば、独学でも合格できます。
そこで、その独学でのメリットをお伝えしします。
メリットは、
①低コストに抑えることができる
②自分のペースで勉強できる
これら2つがメリットとしては大きいでしょう。
①は、市販による教材を揃えるだけなので、簿記の専門学校に通うよりもコストが大幅に抑えることができます。
低コストであるということは、独学をする人のほとんどの理由がこれに当たるのではないでしょうか。
②は、社会人などの時間に制約のある人にとっては、時間のあるときに自分のペースで勉強できるので、独学を考える人が多いです。
また、デメリットとしては、
①モチベーションの維持が難しい
②スケジュール管理が難しい
①は、モチベーションを維持することが、相当難しいです。
よほどの意志が強くなければ、途中でやめてしまう危険性があります。
ですので、初心の気持ちを忘れずに、絶対に合格するんだという強い気持ちを持ち続けることが重要です。
②は、独学で勉強することになれば、合格までのスケジュール管理を自らしなければなりません。
例えば、専門学校に通っていれば、学校のカリキュラム通りに勉強していれば、本試験までにある程度のレベルにまで仕上がります。
しかし、独学であれば、スケジュールを自分で管理しながら、本試験まで最高の状態で迎えなければなりません。
ですので、専門学校に通う人に比べて、自己管理のしっかりとできる人でなければいけないと思います。
ただ、しっかりと自己管理のできる人なら、日商簿記2級に独学でも合格できるでしょう。
まとめ!
このように、「日商簿記2級に合格するコツとして、簿記の専門学校と独学のどちらが良い」について、お伝えしました。
専門学校に通うメリットとは、
①わからないところはすぐに解決できる
②やる気が出やすい
また、デメリットとしては、
①受講費用が高額であること
②自分のペースで勉強をすすめられない
これらが挙げられます。
独学のメリットとしては、
①低コストに抑えることができる
②自分のペースで勉強できる
また、デメリットとしては、
①モチベーションの維持が難しい
②スケジュール管理が難しい
これらが挙げられます。
このように、専門学校に通う場合と独学での場合では、それぞれメリットとデメリットがありますので、人それぞれの環境や性格面を考慮した上で、どちらにするのか判断すると良いでしょう。
結論から言えば、専門学校と独学のどちらでも合格を勝ち取ることができます。
ですので、後は、自分の環境によって、総合的に判断することがベストではないでしょうか。
少しでも参考になれば、幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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