日商簿記2級を勉強しようと考えている人のほとんどが、日商簿記3級に合格した人だと思います。
その中でも、独学で日商簿記2級の合格を目指す人や簿記の専門学校に通って日商簿記2級の合格を目指す人など様々でしょう。
そこで、今回は「日商簿記2級のわかりやすいテキストの比較について」徹底的に分析していきたいと思います。
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テキストの比較!
わかりやすさ | 人気 | 特徴 | |
みんなの欲しかった簿記の教科書 | ◎ | ◎ | フルカラー |
スッキリわかる日商簿記2級 | 〇 | 〇 | ストーリー |
合格テキスト日商簿記2級 | △ | △ | 内容充実 |
この上記の表のように、簡単にまとめてみました。
このテキストは、独学の人が、購入し勉強するのも良いですし、または、簿記の専門学校に通いながら、専門学校のテキストでは理解が不十分である論点については、これらの市販のテキストで理解するのにもおススメします。
それでは、順番に各テキストについて、説明していきたいと思います。
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みんなの欲しかった簿記の教科書!
この「みんなの欲しかった簿記の教科書」の特徴は、とにかくわかりやすいです。
ですので、独学の人に、特におススメします。
また、わかりにくい論点についても、図などを用いて誰が読んでも理解できるように、わかりやすく説明してありますので、最高の教材かと思います。
ですので、苦手論点なんかが、もしあれば、「みんなの欲しかった簿記の教科書」をみれば、理解できることも多いかと思います。
さらに、平成28年6月からの出題範囲の改定により、出題範囲が追加されましたが、その追加論点についても、「みんなの欲しかった簿記の教科書」は、かなりわかりやすく解説してあります。
ですから、その新論点についての不安も一切不要でしょう。
このように、「みんなの欲しかった簿記の教科書」は、かなりわかりやすいテキストとなっているので、持っておくと、かなり役に立つでしょう。
スッキリわかる日商簿記2級!
この「スッキリわかる簿記2級」については、他のテキストと異なり、ストーリー仕立てとなっていまして、まるで講義を受講しているような感覚になれるようなテキストです。
他の資格試験でも同様のストーリー仕立てのテキストが市販で販売されていますが、人気にあるテキストの一つと言えるでしょう。
また、各論点についての説明もわかりやすいです。
さらに、平成28年6月からの出題範囲の改定による追加論点についても、解説が充実しているので、わかりやすいです。
このように、「スッキリわかる簿記2級」についても、独学の人にもわかりやすいテキストの一つと言えるでしょう。
合格テキスト日商簿記2級!
この「合格テキスト日商簿記2級」については、各論点の内容が充実している点に特徴があります。
ですので、簿記の専門学校に通っていて、学校に学習した論点が全て網羅したあとに、この「合格テキスト日商簿記2級」で再復習すれば、より効果的に勉強できるのではないかと思います。
また、平成28年6月からの出題範囲の改定による追加論点についての解説は、先ほど紹介しました、上記2つのテキストに比べて、少しわかりやすさは落ちますが、解説は充実しています。
このように、「合格テキスト日商簿記2級」は、内容に関しては、かなり充実していますが、上記2つのテキストと比較すれば、わかりやすさはやや落ちるでしょう。
まとめ!
このように、「日商簿記2級のわかりやすいテキストの比較について」徹底的に分析してみました。
もう一度簡単に説明してみますと、
〇みんなの欲しかった簿記の教科書
わかりづらい論点については、図解使っているので、ものすごくわかりやすく、独学の人に最もおすすめのテキストです。
〇スッキリわかる簿記2級
ストーリー性で、まるで講義を受講しているような感覚となり、わかりやすいので、独学の人におすすめのテキストです。
〇合格テキスト簿記2級
内容が充実していて、網羅的なテキストです。
しかし、上記2つのテキストがわかりやすさで充実しているため、少しわかりにくいこともあります。
このように比較してみると、「みんなの欲しかった簿記の教科書」がもっともわかりやすいテキストではないかと思います。
ですので、独学の人には、おすすめのテキストです。
ただ、個人個人、価値観が異なりますので、本屋さんに行って、自分の目で、何が一番合うかどうかを確かめることが重要だと思います。
少しでも参考になれば、幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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