日商簿記2級の出題範囲が、平成28年6月の試験から大幅に変更となりました。

 

簡単に言えば、範囲が広くなり、しかも従来日商簿記1級で出題されていた難易度の高い論点が日商簿記2級の出題範囲となりました。

 

ですので、日商簿記2級の難易度は少し上がったように思います。

 

そこで、今回は「日商簿記2級の解けない論点の解き方とは?過去問からみた取捨選択」について、お伝えしていきたいと思います。

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日商簿記2級の難易度の高い問題の対処法とは?

先ほどもお伝えしたように、日商簿記2級の試験については、出題範囲が大幅に広くなり、しかも従来日商簿記1級で出題されていた一部が日商簿記2級の出題範囲となりました。

 

過去問から考えても、まだまだ変更されてからまだ少ししか期間が経っていないため対処法が難しいところですが、合格基準点を超えるためには、基本的には、従来通り工業簿記で、いかに得点を稼ぐことができるかで、合否をわけるような気がします。

 

ということは、工業簿記が今まで以上に重要になってくると言えるでしょう。

 

なぜなら、日商簿記2級の合格基準点は今まで通り70点ですが、商業簿記の難易度が上がるので、商業簿記で高得点を望むことは厳しくなります。

 

ですから、工業簿記で最低でも8割(32点)ほどの得点を取れるようにしなければ、合格は厳しくなります。

 

ただ、商業簿記の難易度が高くなりましたが、取るべき基本的な基礎論点で、少しでも積み上げることが、重要なポイントとも言えます。

 

ですので、難しい論点をいかに的確な判断をして、飛ばすことができるかも重要です。

 

そのためには、やはり普段からある程度たくさんの問題に触れておくことが重要でしょう。

 

なぜなら、本試験で、もし難しい論点を見た時に、その難しい問題を解かずに、飛ばすことができるのかの判断がやはり普段演習をたくさんしている人は、的確に取捨選択できるからです。

 

ですから、その取捨選択ができる能力を養うためにも、本試験までにたくさんの問題を解くように心がけてください。

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過去問からみた取捨選択とは?

 

過去問を分析してみますと、各回とも難易度が異なりますが、取捨選択をうまくすれば、必ず日商簿記2級の合格基準点である70点を取れます。

 

その取捨選択の分岐点ですが、やはり見たことのないような問題や問題文を読んで、複雑だと感じたところについては、飛ばす勇気が重要です。

 

そして、その時の解く優先順位としては、やはり普段問題演習や過去問を解いて、似たような問題や解ける問題から順番に解いていくことが点数を積み上げることにつながります。

 

その後、最後にちょっと微妙と感じた問題や時間がかかるけれども考えれば解ける問題にチャレンジしていきます。

 

そのように解いていけば、その結果として、日商簿記2級の合格基準点である70点を超えているでしょう。

 

ですので、日商簿記2級の本試験では、問題を解く順番を考えて、あらかじめ戦略を練っておくことが重要です。

 

このときに気をつけてほしいのが、やはり試験前にかなりの問題演習をこなしている、どんな問題がきても解けるという過度な自信から問題順に問題を解き、難しい論点にまで時間をかけすぎて解く人は要注意です。

 

なぜなら、やはり難しい論点を解いても、簡単な問題を解いても大問題の配点自体は変わらないですし、難しい論点に時間をかけた分だけ、必ずしも得点できるとは限りません。

 

そう考えれば、やはり解ける問題から順に解いていくことが、合格の確率を大幅に上げることとなるでしょう。

 

まとめ!

 

このように、「日商簿記2級の解けない論点の解き方とは?過去問からみた取捨選択」について、お伝えしてきました。

 

日商簿記2級の試験については、出題範囲が大幅に広くなり、しかも従来日商簿記1級で出題されていた一部が日商簿記2級の出題範囲となりました。

 

過去問から考えても、まだまだ変更されてからまだ少ししか期間が経っていないため対処法が難しいところですが、合格基準点を超えるためには、基本的には、従来通り工業簿記で、いかに得点を稼ぐことができるかで、合否をわけるでしょう。

 

ですので、工業簿記が今まで以上に重要になってくると言えるでしょう。

 

また、本試験においては、解ける問題から順に解いていき、悩む問題や解けるけれども時間のかかる問題は、とりあえずは飛ばすように心がけましょう。

 

本試験は、いかに日商簿記2級の合格基準点である70点を取れるかどうかが重要であるということを頭にいれながら、本試験に挑むこと必要です。

 

問題の取捨選択を間違わなければ、合格確率を大きく上げることができるでしょう。

 

少しでも参考になれば、幸いです。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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