日商簿記2級に興味をもった人の中には、転職のため、将来的に公認会計士、税理士になるための基礎固めのためなどいろんな要因があると思います。

 

いずれの要因にしても、簿記2級を勉強することは、会社の資産や売上、費用などについて、今までと違った感覚でみることができるでしょう。

 

そこで、今回は、その中でも簿記について初めて触れることになる人を対象に初心者でも簡単に合格するために重要な勉強時間について、お伝えしていきたいと思います。

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初心者でも本当に合格できる?

日商簿記3級を勉強せずに、簿記に初めて触れることとなった人は、正直のところ不安しかないのではないでしょうか。

 

しかし、今回のこの記事を読んで頂ければ、その不安も飛んでいきことでしょう。

 

簿記3級を勉強せずに、簿記2級をいきなり勉強しても問題がないのか?

 

答えから言えば、全く問題がありません。

 

普通の資格試験であれば、順を追って合格しなければ、全く太刀打ちができないような資格試験も多いのが現状だと思います。

 

しかし、簿記3級と簿記2級では、もちろん多少の差はありますが、3級の勉強をしていないと、2級では全く歯が立たないことはないのです。

 

現に、私は日商簿記3級を勉強せずに、いきなり簿記2級の勉強を始めて、一発で合格しています。

 

私でもできたのですから、もちろんこの記事を読んでいる人も間違いなく合格できます。

 

たしかに、簿記3級と簿記2級は、先ほどもお伝えしたように、差はあります。

 

その差を簡単にお伝えすると、簿記3級は、基礎的な大枠を捉えることです。

 

そして、簿記2級は、その大枠から細かい論点にまで、掘り下げていきます。

 

ですので、簿記3級を勉強せずに、簿記2級を勉強することは何ら大きな障害はありません。

 

ただ、簿記3級、2級を勉強せずに、いきなり簿記1級の受験をすることは、おススメしません。

 

それは、簿記1級の試験は、かなり深いところまで勉強しなければならず、最低でも簿記2級の知識がないと理解することに苦しむからです。

 

その簿記1級を合格することで、税理士試験の受験資格を得られることからも、ある程度のレベルの知識の問題が出題されるのかもしれません。

 

簿記の勉強自体が初めてで、いきなり簿記1級に受験した人は、私の周りの税理士、公認会計士になった人でも聞いたことがありません。

 

ですので、初学者がいきなり簿記1級に受験することは、理解に苦しみ、逆に遠回りになるので、やめた方が得策だと思います。

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勉強時間で重要なこととは?

 

簿記の初学者が簿記2級に受験する際において、ものすごく重要なことについて、お伝えしていきたいと思います。

 

その簿記の勉強で一番重要な勉強時間の使い方とは、

 

コマ切れ時間を重要視することです。

 

このコマ切れ時間とは、空いている時間全てを含みます。

 

この記事を読まれている人は、社会人の人、大学生、フリーターの人などそれぞれ環境が異なると思います。

 

その環境が異なる状況でも、共通して言えることが、コマ切れの手の空いている時間、ほんの5分であったとしても、時間を大切にしてほしいです。

 

例えば、社会人の人で、他の会社に向かう電車の中で、テキストを読む、簿記の仕訳を思い出すことでも十分です。

 

とにかく私から言えることは、簿記2級に一発で合格している人は、そのコマ切れのほんの少しの時間を大切にしています。

 

ですので、時間に制約のある社会人であっても、そのような勉強スタイルを続ければ、必ず合格レベルに達することができます。

 

一般的に、簿記2級に合格するのに必要な勉強時間が150時間~250時間なので、試験までの自分のスケジュールから逆算して計算すれば、必ず合格できるでしょう。

 

このように、コマ切れの時間を大切に使い、合格を勝ち取りましょう。

 

まとめ!

 

このように、「簿記2級の勉強時間で重要なこととは?初心者でも合格できる秘策」について、お伝えしてきました。

 

簿記2級については、簿記3級を勉強したことがない人でも合格レベルに達することができます。

 

その合格レベルに達するのに必要な勉強時間の使い方として、ものすごく重要なことは、

 

コマ切れ時間を大切にすることです。

 

先ほどもお伝えしたように、簿記2級に初学で合格した人のほとんどの人に共通して言えるのが、そのほんの少しの時間を大切することです。

 

ですので、時間に制約のある社会人の人でも、毎日勉強を継続し続けることが、合格への第一歩と言えるでしょう。

 

一緒に、簿記2級の合格を勝ち取りましょう。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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