日商簿記2級の合格を目指す人のほとんどは、日商簿記3級に合格された人だと思います。
日商簿記2級の本試験は、出題範囲の改定により、出題範囲が大幅に増えました。
また、ある論点については、従来の出題範囲にはなかった、日商簿記1級の範囲も勉強しなければならないようになりました。
しかし、やるべきことをしっかりとやっていれば必ず合格できます。
そこで、今回は「日商簿記2級の工業簿記の問題について、おすすめの勉強方法」をお伝えしていきたいと思います。
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工業簿記の問題!
日商簿記2級で出題されるのは、大きく分けまして、商業簿記、工業簿記となります。
そして、点数の配分が、商業簿記が60点、工業簿記が40点です。
このように、点数の配分だけを見てみると、工業簿記は商業簿記と比較して、20点少ないので、軽視しがちになりそうですね。
しかし、工業簿記は、日商簿記2級に合格するためには、ものすごく重要だと言えます。
なぜなら、工業簿記は商業簿記と比較して、難易度が低く、さらに、勉強の範囲も狭いからです。
逆に、商業簿記は、出題範囲が広く、非常に深いところまで勉強する必要があるのですが、それを完全にマスターするのには、かなり大変です。
そういうことからも、しっかりとした本試験対策をして勉強した方が、時間帯効果からも効率が良いと思います。
ですから、工業簿記は、日商簿記2級の本試験において、合否を分けると言っても過言ではないくらい重要と言えるでしょう。
本試験の回によっては、40点中、9割の36点くらい得点できることもあるくらいなので、工業簿記は絶対に得点源とすべき論点と言えます。
ですから、しっかりと過去問を研究して勉強した方が、合格確率を大幅に上げることとなるでしょう。
このように、工業簿記は、日商簿記2級の本試験に合格するためには、ものすごく重要と言える論点と言えます。
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工業簿記の勉強方法とは?
工業簿記は、工場の経費を集計したりするときなどに使う簿記です。
少し具体的に言えば、工場で必要な経費を原材料費、労務費、経費などに区分して、それを集計して、製造された完成品の金額を算定し、1個当たりの原価の金額を算出するものです。
そして、日商簿記2級の本試験で出題される工業簿記は、パターン化された問題が出題されるので、何回も繰り返し問題を解き練習すれば、必ず解けるようになります。
ですから、まずは、集計方法を覚えて、それを何回も何回も問題集で解き続けることで、慣れることが大切です。
先ほどもお伝えしたように、商業簿記は出題範囲が広く、難易度が高いので、時間帯効果があまり良くないですが、工業簿記に関しては、勉強範囲も狭く、慣れれば、必ず得点につながるので、必ず得意となってほしいです。
むしろ工業簿記が苦手な人は、日商簿記2級の本試験に合格するのは、ものすごく厳しいかと思います。
ですから、まずは、集計のパターンを覚えて、何回も問題を解き、
「速く、かつ、正確に解けるようになること」が最終的な着地点と考えると良いでしょう。
このように、工業簿記を制する者が、日商簿記2級を制するといっても良いかと思います。
ですので、工業簿記を完全にマスターしましょう。
まとめ!
このように、「日商簿記2級の工業簿記の問題について、おすすめの勉強方法」をお伝えしました。
工業簿記は、日商簿記2級の本試験において、非常に重要な論点と言えるでしょう。
なぜなら、工業簿記は、勉強範囲が商業簿記と比較して狭く、かつ、難易度も高くないため、得点源となるからです。
また、工業簿記の勉強法は、集計パターンを覚え、問題集を何回も解くことをおすすめします。
とにかく工業簿記は、日商簿記2級の本試験に合格するためには、ものすごく重要なので、完全マスターを目指して頑張りましょう。
工業簿記を制するものが、日商簿記2級を制することができますので、商業簿記よりも工業簿記に力を入れて、勉強すると良いと思います。
少しでも参考になれば、幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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